書籍『エフォートレス思考』から学ぶ!「つらく」「困難な」あなたの仕事を変える思考のヒント
- maihayashi73
- 2023年4月7日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年6月22日

こんにちは。「働くを楽しく」サポーターのまいです。
「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」の中の文章から、仕事に対する捉え方で、私が大事にしたいなと思ったポイントをお伝えします。
きっとみなさんが働く上でも参考になる考え方だと思いますので、最後までお読みいただけると幸いです。
まずは、Part1の「エフォートレスな精神」に書かれているこちらの文章から。
頑張らないことを選ぶのは、居心地が悪いかもしれない。頑張ることがよいことだという価値観は無意識のレベルで私たちの心に刷り込まれている。
この文章を読んで、私自身も心がすーっと軽くなったことを覚えています。
「仕事」=「つらいもの」「大変なもの」「苦しいもの」
無意識レベルで、そういった仕事に対する思い込みはないでしょうか?
私自身はありました。仕事なんだから大変なものだ、つらいものだ、だから我慢して頑張るしかない。そう思っているところがありました。
違うんです。「仕事」が「楽なもの」「楽しいもの」でもいいんです。
少し視点が変化するだけで、同じ仕事に対しても、捉え方が変わってきませんか?
たとえ退屈なタスクでも、ルーティーンワークでも、そこにちょっとした遊び心を加えるだけで、タスクそのものが楽しみに変わるかもしれません。
少しの工夫・少しの意識の違いが、あなたの日常のお仕事を楽しくするきっかけになるかもしれないですね。
次にご紹介する文章はこちら。
仕事を困難にするための確実な方法は、ゴールを曖昧にすることだ。明確なゴールのないプロジェクトは決して完成させられないからだ。(中略)プロジェクトを終わらせるためには、明確なゴールが必要不可欠なのだ。
この文章は、私自身がITシステムの開発プロジェクトを生業にしていることもあり、特に共感した内容でした。システム開発のプロジェクトでも、最初に必ず「明確なゴール」と「期日・スケジュール」を定めます。アジャイル開発など、少しずつ作って試していく開発手法もありますが、その場合でも1個1個のゴールの単位が小さくなるだけで、必ず明確なゴールを設定する必要があります。それがないと何をどう作っていくのか具体化することができず、それゆえ、決して前に進むことも、完成させることもできません。
あなたの仕事は困難ですか?そうである場合、あなたの仕事には「明確なゴール」は存在するでしょうか?
今一度振り返ってみると、明確な目的もゴールもなかった、と気が付くことがあるかもしれません。その場合には、まずはゴールを定めることからスタートしましょう。そうすれば、困難な仕事でも、必ず何かが動き始めるはずです。
最後にご紹介する文章はこちらの2つです。
重要なプロジェクトを始めるとき、その先に待ち構える様々な困難を予想してひるんでしまう人は多い。それを避けるには、明確な「最初の一歩」を決めること。
何かに取り掛かるとき、頭の中で様々なシナリオを練り、ただ悩むことに多くの時間と労力を費やしていないだろうか?気づいたときには多くのリソースを無駄にしていないだろうか?
これは、本業で新しいプロジェクトに取り掛かる際にも当てはまると思いましたし、この「働くを楽しく」コーチングサービスを始めたいと思った時にもまさに当てはまりました。「こんなやり方で喜んでもらえるだろうか?」「受けてみたいと思ってくれる人はいるだろうか?」と何度も頭の中でシミュレーションをし(頭の中で考えているだけで、実際には何も行動していない)、それだけで数週間、数か月…時間が過ぎていきました。
私が行動できたきっかけは、「わたしがやってみたい」ことを夫に話したこと。人に話すことで、思考が具体化され、いつまでに○○してみる、という行動約束をし、私は『最初の一歩』を踏み出すことができました。
私にとっての『最初の一歩』はSNSコミュニティにコーチングのトライアル募集を載せることでした。小さなことで構わないのです。例えば、もっと小さく刻んで、案内文を作るところから、誰かに自分のやりたいことを話すことから。なんでも構いません。『自分に閉じない』行動を起こすことで、必ず次につながっていきます。小さな小さな最初の一歩、それが偉大な一歩なのです。
今回は、「エフォートレス思考」の中で私が印象に残った文章から、皆さんが働く上でのヒントになるのではと思った点をご紹介いたしました。
今後も皆さんのお役に立つ情報を掲載していきたいと思いますので、ぜひお読みいただけたら嬉しいです。よろしければ感想コメントもお待ちしております。
それではまた~!
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